月別アーカイブ: 2019年8月

第2回 論理と計算サマースクール

論理と計算サマースクール(LCSS)では、論理と計算セミナーと同様に,計算理論、関係理論、セルオートマトン、グラフ理論など、論理と計算に関する話題のほか、分野や話題を限定することなく、様々な分野の研究者との交流を行います.専門分野を限ることなく、幅広い分野の研究者が意見交換を行うことで、研究活動を活性化する機会を提供します。特に,学部生・修士生を中心とする超若手研究者に,研究発表,研究者との議論を通して,研究への意欲向上,研究の質向上を図り,未来の研究者育成をも目的の一つとしています.

日時:9月2日13:00~3日12:00の1泊2日
場所:福岡工業大学 FITセミナーハウス(大分県由布市湯布院町)
http://www.fit.ac.jp/shisetsu/kagai/seminar/index
参加費:一般10,000円,学生5,000円
参加申し込み締切:8月9日
(宿泊人数に制限があるため,締切日前に申し込みを締め切る場合があります.)
参加される学生には,10分程度の講演をお願いします.

プログラム:
9月2日
13:00 — 14:15 LCSS 1
14:30 — 15:45 LCSS 2
16:00 — 18:00 第17回 論理と計算セミナー
20:00 — 22:00 自由討論
9月3日
9:30 — 11:00 LCSS 3

講演:
LCSS 1 : (座長:九産大)

  1. 堀部 陸(福工大情報工):ライフゲームへの異なる種の導入と考察
  2. 田中 誠(九産大情報科学):セルオートマトンを用いた避難流動システムの開発
  3. 松崎 翔大(福工大情報工):Turing Tumbleによる$\mathbb{Z}_{\geq 0}$上の演算の実現
  4. 大石 悠衣(九産大情報科学):セルオートマトンを利用した暗号化処理システムの構築について

LCSS 2 : (座長:福工大)

  1. 田口 凌介(九産大情報科学):コミュニケーションワークへのMoodle活用とワークの違いについて
  2. 渡壁 いくみ(九産大情報科学):Moodle利用の教員負担軽減に向けた機能開発について
  3. 山辺 涼太(福工大情報工):オセロにおける同色駒導入とその効力の解析
  4. 中村 貴明(九産大情報科学):セルオートマトンを用いた暗号化における鍵について

LCSS 3 : (座長:福工大)

  1. 高橋 陸(福工大情報工):MASによるイワシの行動シミュレーション
  2. 高津 茉弥(九産大情報科学):カメラによる個人的特徴を用いた入退室判断について
  3. 林 銀(福工大情報工):駅構内のオブジェクト配置による渋滞緩和効果
  4. 江口 倖平(九産大情報科学):若者語と語彙力の関係性の解析について

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初日,天候等の影響で開始時間が少し遅れましたが,2日,3日両日とも無事に終えることができました.
今回は,比較的ゆっくりとした進行で,発表に対し様々な議論を行うことができました.

講演写真加工済み.jpg
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2日目の朝には,会場であるFITセミナーハウスのテラスから雲海も見えました!!

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来年度も行う予定ですので,興味のある方は是非ご参加ください!!!

第17回論理と計算セミナー

次の通り,第17回 論理と計算セミナーを計画しています.
皆様のご参加をお待ちしております.

日時: 2018年 9月 2日 (月) 16:00〜18:00(予定)
場所: 福岡工業大学 FITセミナーハウス(大分県由布市湯布院町)
http://www.fit.ac.jp/shisetsu/kagai/seminar/index
参加費:基本無料ですが, 宿泊される場合は,第2回論理と計算サマースクールの参加費が必要.
講演,参加申し込み締切:8月9日
講演プログラム:

  • 16:00–16:30
    粉川竜治(近大):セルオートマトン公開鍵暗号
  • 16:30–17:00
    藤尾光彦(近大):クラスタリング指標のファジー化について
  • 17:00–17:30
    正代隆義(九州国際大):線形回数の所属性質問と1つの正例を用いた正則パターン言語の質問学習